PR

ニュース 国際

南北、鉄道連結の着工式実施へ 11月末~12月

南北閣僚級会談で共同報道文を交換した後、握手する韓国の趙明均統一相(左)と北朝鮮の李善権・祖国平和統一委員長=15日、軍事境界線のある板門店(韓国取材団・共同)
Messenger

 【ソウル=桜井紀雄】韓国と北朝鮮は15日、南北の鉄道・道路を連結し、近代化するための着工式を11月末から12月初めに行うことで合意した。今月下旬から北朝鮮区間の鉄道の共同調査に入ることでも一致。軍事境界線がある板門店(パンムンジョム)の韓国側施設「平和の家」で15日に開いた閣僚級会談で決め、韓国統一省が共同報道文を発表した。

 南北は9月の首脳会談で発表した共同宣言に年内に着工式を行うことを盛り込んでいた。だが、実際に資材を北朝鮮側に運び込み、工事を始めれば、国連安全保障理事会の制裁に抵触する恐れがあり、「時期尚早だ」との批判も出ている。

 共同調査をめぐっては、8月にも軍事境界線を越えて列車を走らせる計画だったが、米軍主体の在韓国連軍司令部が許可しなかった経緯があり、米側の理解を取り付けられるかは不透明だ。会談冒頭、北朝鮮の李善権(リ・ソングォン)祖国平和統一委員長は「平和繁栄と民族統一の問題はどんな勢力も妨げられない」と米国の介入を暗に牽制(けんせい)した。韓国側首席代表は趙明均(チョ・ミョンギュン)統一相が務めた。

 南北は2020年東京五輪への合同参加や32年夏季五輪の共同誘致を話し合う体育当局協議を今月末ごろ、北朝鮮・開城(ケソン)に開設した共同連絡事務所で行うことも決めた。将官級軍事会談の早期開催や、離散家族再会問題を論議する赤十字会談の11月中の開催、山林協力や保健医療の分科会議の今月開催でも一致した。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ