PR

ニュース 国際

トルコで解放の米国人牧師、空路帰国 「取引なし」とトランプ氏

 12日、トルコ西部イズミルの空港に着いたブランソン牧師(左)(ロイター)
Messenger

 【ワシントン=加納宏幸】トルコで2016年7月に起きたクーデター未遂事件の関係者らを支援したとしてテロ関連の罪に問われて自宅軟禁されてきた米国人のブランソン牧師は現地時間12日に解放され、トルコ西部イズミル県の空港から同日夜、米国に向けて空路出発した。ドイツ経由で米東部時間13日昼にワシントン近郊のアンドルーズ空軍基地に到着。トランプ大統領はホワイトハウスで面会すると述べた。

 トランプ氏は12日、牧師の体調は良好だとし、「ブランソン氏を米国に帰国させられることを誇りに思う」と訪問先の中西部オハイオ州で記者団に語った。

 また、トランプ氏はトルコ政府との間で「取引は何もなかった」と説明した。米政府は牧師の解放を求めてトルコに制裁を科すなど圧力を強化してきたが、制裁解除を条件に解放を実現したのではないと強調する狙いがあるとみられる。

 サンダース米大統領報道官は12日の声明で牧師の解放を歓迎した。ただ、米国民が他にも拘束されていることを「強く懸念している」とした。米航空宇宙局(NASA)で勤務した科学者や、在イスタンブール米総領事館の現地職員3人が拘束されている。

 いずれも、トルコのエルドアン政権がクーデター未遂事件の「黒幕」とする米国在住のイスラム指導者、フェトフッラー・ギュレン師らの組織と関係があったとされる。トルコ側はギュレン師の引き渡しを求め、米側は拒否している。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ