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ブラジル大統領選、左右候補の決選投票に

投票を終えて、親指を突き出す極右政党、社会自由党の大統領候補者、ジャイル・ボウソナロ議員=7日、リオデジャネイロ(ロイター)
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 【ロサンゼルス=住井亨介】南米ブラジルで7日、現職のテメル氏の任期満了に伴う大統領選挙の投票が行われた。即日開票の結果、当選に必要な有効投票の過半数を獲得できる候補者がおらず、過激な発言で「ブラジルのトランプ」と異名をとる元軍人の右派、ボウソナロ下院議員(63)と、左派の元大統領、ルラ被告=収賄罪で収監=の代替候補、アダジ元サンパウロ市長(55)の上位2候補が、28日の決選投票に進むことになった。地元メディアが伝えた。

 選挙戦には13人が立候補し、選挙管理当局の集計(開票率100%)によると、ボウソナロ氏が得票率約46.03%で首位、アダジ氏は約29.28%で2位だった。

 6日に発表された2社の世論調査によると、決選投票での支持率はボウソナロ氏45%、アダジ氏41~43%となっている。

 争点は汚職撲滅や治安回復など。2014年から始まった史上最大の汚職疑惑捜査「ラバ・ジャト(高速洗車機の意味)作戦」により、検察はルラ被告など主要政党の政治家を次々と摘発。有権者に既存政党への失望が広がっていた。

 新興小政党に所属するボウソナロ氏は女性や黒人、同性愛者への差別的発言などで物議を醸す一方、汚職疑惑がないことや軍・警察の権限強化を訴えて支持を広げた。

 国民の人気が高いルラ被告の出馬断念を受けて急遽副大統領候補から昇格したアダジ氏は、それまで世論調査で独走していたルラ被告への支持を完全に継承できなかった。

 新大統領の任期は来年1月1日から4年。有権者は約1億4730万人。

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