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インドネシア地震 復旧遅れ懸念、政府対応に不満募る

津波で壊滅した海岸集落で寄付を求める住民ら=3日、ドンガラ
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 【パル=吉村英輝】インドネシア・スラウェシ島を襲った地震と津波は3日、発生から6日目に入った。被害が集中した中スラウェシ州の州都パルでは、生存率が著しく下がるとされる「発生から72時間」が既に過ぎ、活動の重点は捜索・救助から、復旧に移りつつある。ただ、物資不足は深刻で、被災者が政府へいらだちを募らせる中、ジョコ大統領は3日、発生後2度目の現地入りをした。

 パルでは3日午前5時過ぎ、余震とみられる揺れが街を襲うと、恐怖におののく少女の泣き声が闇にこだました。住民の大半は住宅の崩壊を恐れて軒下や路上での寝起きを続けており、電気や水の復旧時期も見通しが立たない。

 道路は多くの場所で亀裂が入っているものの、通行は可能だ。だが、肝心のガソリンがなく、支援物資の配給もままならない。ある住民は、2日に多くの燃料が飛行場に届いたのを目撃したというが「軍から燃料が住民に届くのは何日先になるか」とあきらめ顔だ。

 パルでは地震直後から、商店で略奪が発生した。ほとんどの店が閉まっているのは、地震で建物が壊れたことばかりが理由ではない。治安強化のため軍が配給も管理しているが、市民のニーズにあった細やかな対応は難しい状態だ。

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