PR

ニュース 国際

パキスタン、中国「一帯一路」関連事業見直し 鉄道事業で融資20億ドル削減

パキスタン南部カラチ付近で子供たちのそばを走る旅客列車。パキスタンは一帯一路による鉄道改修事業について、中国からの融資削減を決めた=9月19日(ロイター)
Messenger

 【ニューデリー=森浩】パキスタンは3日までに、中国が推進する巨大経済圏構想「一帯一路」による鉄道改修事業について、中国からの融資を20億ドル(約2300億円)削減することを決定した。債務負担を軽減するための措置で、8月発足のカーン新政権による財政再建策の一環。一帯一路への不満が各地で表面化する中、歴史的に中国と親密なパキスタンで見直し作業が始まったことは、影響を広げそうだ。

 地元英字紙ドーンなどによると、パキスタン国内では、南部カラチと北西部ペシャワルを結ぶ鉄道の改修事業が計画されている。一帯一路の一部である「中国パキスタン経済回廊」(CPEC)に基づいて、事業費82億ドルは中国の融資でまかなう予定だったという。

 パキスタンのラシッド鉄道相は1日、総額を62億ドルに減額したことを発表した。事業の遂行は問題ないことを強調し、さらに20億ドルの圧縮を検討していることを明らかにした。外交筋によると、パキスタンでCPEC関連の事業が見直されるのは初めて。

 ラシッド氏は「パキスタンは貧しい国で、莫大(ばくだい)な債務の負担には耐えられない」と発言。さらに「CPECはパキスタンを支える背骨のように思われるが、私たちの目と耳は開いている」とし、見直しを継続する意向を明らかにした。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ