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北朝鮮、終戦宣言で譲歩せず 非核化に換える「駆け引き材料ではない」

1日、北朝鮮の国連代表部を訪問後、滞在先ホテルに戻る李容浩外相(左)=ニューヨーク(共同)
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 【ソウル=桜井紀雄、ワシントン=黒瀬悦成】北朝鮮の朝鮮中央通信は2日付論評で、朝鮮戦争(1950~53年)の終戦宣言について「誰かが誰かに与える贈り物ではなく、われわれの非核化措置と換えられる駆け引き材料ではさらさらない」と主張した。終戦宣言は当然の措置で、譲歩はあり得ないとの姿勢を改めて鮮明にした形だ。

 終戦は「休戦協定に基づき、既に半世紀前に解決されるべきだった問題」で、平和体制構築のための「最も基礎的かつ優先的な工程だ」とも指摘。「米国が終戦を望まないのなら、われわれもあえて恋々としないだろう」と牽制した。

 北朝鮮が米国の相応の措置を条件に廃棄の用意を表明した寧辺(ニョンビョン)の核施設については「われわれの核計画の心臓部も同然の核心施設だ」と強調した。北朝鮮が実質的措置を講じているのに米国は「制裁で屈服させようとしている」と批判した。

 朝鮮中央通信の論評に関し、米国務省報道官は1日(現地時間)、米朝首脳が6月の会談で「完全かつ全面的に検証された非核化に向けた数々の約束を行った」と指摘した上で、「米国は全ての約束が履行されるよう北朝鮮と話し合っている」と強調。北朝鮮に対し、前提条件を設けずに非核化を着実に進めるよう促す立場を打ち出した。

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