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米海軍の駆逐艦が航行の自由作戦 スプラトリー諸島の人工島

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 【ワシントン=黒瀬悦成】米軍当局者によると、米海軍のイージス駆逐艦「ディケーター」が9月30日、中国が軍事拠点化を進める南シナ海のスプラトリー(中国名・南沙)諸島の周辺を航行させる「航行の自由」作戦を実施した。

 同当局者によると、米駆逐艦は中国が人工島を造成したジョンソン南(赤瓜)礁とガベン(南薫)礁の12カイリ(約22キロ)内を航行した。中国は人工島から12カイリ内の海域を「領海」と主張している。

 当局者は「米軍は定期的かつ恒常的に航行の自由作戦を行っており、今後も実施する」と強調した。

 米海軍は5月にも中国が領有権を主張する南シナ海のパラセル(西沙)諸島付近で艦船2隻を航行させた。9月下旬には空軍がB52爆撃機を飛行させるなど、中国の覇権的海洋進出に対抗した作戦行動を活発に展開。9月20日には米政府がロシア製兵器を購入した中国共産党の軍備調達部門を制裁対象に指定した。

 これに対し、中国は米強襲揚陸艦「ワスプ」が香港を寄港するのを拒否したほか、9月25~27日に予定されていた米中両軍の統合参謀部門による軍事対話を延期するなど対決姿勢を強めている。

 ジョンソン南礁は過去にベトナムが実効支配していたが、中国が1988年に武力で占領し、人工島を造成。最近の映像では中国軍関係者が常駐するための建物や複数のレーダー施設、灯台などが設置されているのが確認された。

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