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聖職者が性的虐待、ドイツで被害3600人超

(AP)
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 【ベルリン=宮下日出男】ドイツのカトリック教会で組織するドイツ司教会議は25日、国内の聖職者による未成年者への性的虐待に関する報告書を公表し、被害者が過去約70年間で3600人以上に上ることを明らかにした。

 報告書によると、1946年から2014年までの性的虐待の被害者は3677人で、半分以上が13歳以下。少年・男児が6割以上を占め、少女・女児は約35%だった。加害者の聖職者は1670人に上り、これは全聖職者の約4・4%に相当。1人で44人に危害を加えた聖職者もいた。

 司教会議議長のマルクス枢機卿は記者会見で「あまりにも長い間、虐待が否定され、隠されてきた。許しを請う」と謝罪した。

 報告書は司教会議から調査依頼を受けた大学などの専門家がまとめた。専門家は教会内部の文書や被害者による損害賠償請求の資料などに基づき調査。独メディアによると、教会の文書の一部は改竄(かいざん)された疑いもあり、被害実態がさらに大きい可能性もある。

 カトリック教会ではかねて聖職者による性的虐待が問題化。米ペンシルベニア州では8月、数十年にわたり1千人以上が被害を受けていたことも発覚した。再発防止に取り組むとしてきたローマ法王フランシスコには逆風となりそうだ。

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