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貿易赤字解消を迫る米国に韓国が大きく譲歩 米韓FTA改定協定

米韓自由貿易協定改定の署名式後、報道陣に手を振るトランプ米大統領(右)と韓国の文在寅大統領=24日、ニューヨーク(聯合=共同)
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 【ソウル=名村隆寛】米韓首脳が24日、署名した米韓自由貿易協定(FTA)の改定協定は、貿易赤字解消を迫る米国に韓国が大きく譲歩した内容となった。

 改定協定には、米国が韓国製ピックアップトラックを輸入する際に課している25%の関税の撤廃期限を2021年から41年に延長することや、国家と投資家の紛争解決での重複提訴防止などが盛り込まれた。また、米国の安全基準で製造した自動車の韓国への輸出台数を、メーカー当たり現在の年2万5千台から5万台に倍増できる。

 12年3月に発効した米韓FTAは、トランプ米政権が貿易不均衡に不満を示し、今年1月に再交渉が始まり3月に大筋合意した。聯合ニュースによると、韓国産業通商資源省の金鉉宗(キム・ヒョンジョン)交渉本部長は署名式後、南北・米朝関係の変化が予測されるなか、内容を考慮したことを明らかにした。

 韓国政府は「交渉長期化の悪影響を最小限に抑えた」と意義を強調したが、トランプ政権は通商拡大法232条に基づき、自動車と部品に最大25%の追加関税を課す方針も打ち出している。韓国政府は今後、その適用を受けないよう米国に働きかける構えだ。

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