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南北両首脳、発射台廃棄は「不可逆的非核化」で一致

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 【ソウル=桜井紀雄】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が平壌での20日までの首脳会談で、ミサイル施設の廃棄などによって米側が求める「検証可能かつ不可逆的な非核化」をクリアできるとの認識で一致したことが分かった。南北が歩調を合わせ、対米交渉の目標を朝鮮戦争の終戦宣言の年内実現に据えて描くシナリオがみえてきた。

 「初日の会談でも大半の時間を非核化論議に使った」。文氏は20日、ソウルに戻った直後の記者会見でこう強調した。だが、共同宣言に記された具体的措置は、東倉里のミサイルエンジン実験場と発射台を専門家立ち会いの下、永久廃棄すること、米側が相応の措置を取れば、寧辺の核施設を永久廃棄する用意がある-との2点だけだった。

 文氏は「北朝鮮が使った立ち会いや永久廃棄という用語は検証可能な不可逆的廃棄と同じ意味だ」と指摘。ミサイルの発射も改良もできなくなるとし、核施設廃棄の用意も表明したことで「敵対関係を終息させる措置を取る必要がある」と米側に求めた。北朝鮮が示した措置では不十分だとの批判に反論した形だ。

 合意に反映されなかった内容もあるとして、訪米し、トランプ大統領と24日に会談する際に伝えるとも述べたが、議題の一つに挙げたのが南北が年内実現を目指す朝鮮戦争の終戦宣言だ。終戦宣言について文氏は「政治的宣言」にすぎないと繰り返し、「在韓米軍の駐留には全く影響がない。停戦体制は維持される」という点で金氏も同意したことを明らかにした。

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