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【南北首脳会談】金正恩氏、早期の米朝首脳会談を希望 核実験場の検証受け入れ 最終日には「聖山」登山で韓国取り込み

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夫人を伴い、白頭山を訪れた北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(左から2人目)と韓国の文在寅大統領(同3人目)=20日(平壌写真共同取材団)
夫人を伴い、白頭山を訪れた北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(左から2人目)と韓国の文在寅大統領(同3人目)=20日(平壌写真共同取材団)

 【ソウル=桜井紀雄】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は20日、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長との3日間の首脳会談の日程を終え、空路で韓国に戻った。文氏はソウルで記者会見し、金氏が「可能な限り早期に完全な非核化を終え、経済発展に集中したい」と述べたと明らかにした。ポンペオ米国務長官の訪朝とトランプ大統領との再会談を早期に実現させる意欲も示したという。

 金氏は米側の「相応の措置」を条件に寧辺(ニョンビョン)の核施設を廃棄する用意を表明しており、膠着(こうちゃく)した米朝交渉の行方はトランプ政権の判断に委ねられることになった。文氏は、金氏が5月に坑道を爆破した核実験場の検証を受ける用意があると述べたとも明らかにした。

 南北の共同宣言に盛り込まれなかった内容があり、文氏は24日にトランプ氏とニューヨークで会談する際に伝達するという。南北が年内の実現を目指す朝鮮戦争の終戦宣言についてもトランプ氏と協議する方針。

 帰国直前には、金氏の提案で文氏が希望していた中朝国境にある朝鮮半島最高峰の白頭山(ペクトゥサン)を訪問する日程変更もあった。最大限のもてなしで韓国の取り込みを確実にする狙いのようだ。

 南北双方が「聖山」とみなす白頭山の頂上付近を金氏と散策した文氏は「夢がかなった。南側の国民も観光できる時代がすぐに来ると信じている」と述べた。

 大統領府によると、文氏は金氏から土産としてマツタケ約2トンを贈られた。再会事業に参加できなかった離散家族に配るという。

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