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【南北首脳会談】文在寅大統領の支持率回復…59% 過剰な対北譲歩の指摘も

朝鮮半島最高峰の白頭山を訪問し、カルデラ湖「天池」でつないだ手を上げる北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(中央左)と韓国の文在寅大統領(同右)。夫人が同行した=20日(平壌写真共同取材団・共同)
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 【ソウル=名村隆寛】南北首脳会談について韓国で世論は、おおむね肯定的に受け止める一方、韓国側の北朝鮮への過剰な譲歩に対する危惧も強い。

 世論調査会社「リアルメーター」の20日の発表では、7月以降、下落傾向だった文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率(17~19日に調査)は前回17日の発表より6・3ポイント上がり、59・4%に回復した。「南北首脳会談への評価」と分析されている。

 左派系紙ハンギョレは20日付の1面全面に、19日に合意した「9月平壌共同宣言」を南北首脳の署名入りで掲載。「“核・戦争のない朝鮮半島”南北、事実上の終戦宣言」との見出しで会談の成果を強調した。

 一方で、保守系紙は、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が非核化を口にしたことを「大きな意味がある」(朝鮮日報など)とし、「南北首脳がたびたび会うことで互いの誤解が解消され緊張緩和にも作用する」と一定の評価をしている。

 その半面、「北朝鮮の核廃棄に向けた実質的進展はほとんどなかった。対照的に平壌宣言に明記された対北経済は踏み込み過ぎだ」(同)とも断じている。朝鮮日報は「金剛山(クムガンサン)観光の再開と開城(ケソン)工業団地の再稼働は国連安保理決議に完全に違反している」と指摘。「非核化に何の進展もないが、南北関係だけが先走っている」と文在寅政権の勇み足を批判した。

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