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【激動・朝鮮半島】経済前のめりで「太陽政策」再び 南北首脳会談に財閥トップら随行

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【激動・朝鮮半島】
経済前のめりで「太陽政策」再び 南北首脳会談に財閥トップら随行

 南北首脳会談で訪朝する随行員名簿には、韓国を代表する財界人の名前がずらりと並んだ。北朝鮮への制裁が続く中、経済再建を最優先させる金正恩朝鮮労働党委員長を満足させようとする狙いは明らかだ。韓国内では、北朝鮮が具体的非核化措置を取らない中、対北経済協力は「時期尚早だ」との見方も強く、文在寅大統領は国会の十分な理解も得られぬまま、首脳会談に臨むことになる。

 「政府が推進する朝鮮半島新経済構想(の実現)がさらに早められることを期待する」。韓国大統領府は16日、訪朝団名簿の発表に際してこう強調した。

 訪朝する財界人には、4大企業グループのトップらに加えて、鉄鋼最大手のポスコ会長や金剛山(くむがんさん)観光など北朝鮮との経済協力事業を進めてきた現代グループ会長も名を連ねた。IT企業家のほか、経済団体トップらもそろって訪朝する。

 サムスン電子の李在鎔副会長は、朴槿恵(パク・クネ)前大統領への贈賄罪などで公判中であることについて、大統領府は「裁判は裁判で、仕事は仕事だ」と説明した。

 SKやLGなど財閥グループトップは2000年や07年の首脳会談でも平壌に随行しており、「太陽政策」の下、対北経済協力が主眼だった当時の金大中(キム・デジュン)、盧武鉉(ノ・ムヒョン)両大統領と金正日(キム・ジョンイル)総書記との会談の“再演”を見るかのようだ。

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