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中国、混迷のベネズエラを支援 石油権益への関与強化を見返りに リスク抱えた国策投資に警鐘も

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 【北京=西見由章】南米ベネズエラのマドゥロ大統領は16日、中国への4日間の公式訪問を終えて帰国の途についた。訪問期間中、同氏は中国首脳と相次いで会談し、中国がベネズエラの石油権益への関与を一層強めることなどを盛り込んだ合意文書に署名した。経済危機が深まるベネズエラ側の要請に応じ、中国側が支援を約束したことへの見返りとみられる。ただ中国は今後、ベネズエラへの巨額投資が不良債権化するリスクも抱えている。

 習近平国家主席は14日、北京でマドゥロ氏と会談。中国外務省によると、習氏は「中国は一貫して戦略的長期的観点から両国関係を発展させている」と言及。同日会談した李克強首相も、ベネズエラに最大限の支援を行うと約束した。

 さらに両国は中国の巨大経済圏構想「一帯一路」などの合意文書に署名。ベネズエラ側の発表によると、双方の国有石油企業による同国での合弁事業について中国側の増資を盛り込むなど石油や安全保障、通信を含む28分野に上った。

 ベネズエラの閣僚はマドゥロ氏の訪中にあたり、中国側が50億ドルの新たな融資を認めたと一部の米メディアに語ったが、中国側は具体的な内容は発表しなかった。「ばらまき外交」批判を警戒したとみられる。

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