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マナフォート被告、一転して捜査協力 トランプ選対元幹部、司法取引で有罪認める ロシアゲート疑惑

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マナフォート被告、一転して捜査協力 トランプ選対元幹部、司法取引で有罪認める ロシアゲート疑惑

 【ワシントン=加納宏幸】ロシアの2016年米大統領選干渉疑惑を捜査するモラー特別検察官に起訴されたトランプ陣営の元選対本部長マナフォート被告は司法取引に応じ、ワシントンの連邦地裁で14日、司法妨害など一部の罪を認めた。米メディアによると、被告は地裁でモラー氏の捜査に協力する意向を表明。協力の内容は明らかになっていないが、トランプ大統領に不利な事実が判明すれば政権への打撃となる。

 連邦地裁では24日、被告が外国のために行ったロビー活動で得た報酬に関する資金洗浄(マネーロンダリング)などの審理が始まる予定だった。被告はこれとは別に南部バージニア州の連邦地裁で脱税の罪などで有罪評決を受けており、司法取引は罪を認める代わりに刑の軽減を受ける狙いがある。

 これまでにフリン元大統領補佐官(国家安全保障問題担当)をはじめとする陣営幹部ら4人が罪を認めた。他の幹部がモラー氏の捜査に協力する中、マナフォート被告は無罪を主張。トランプ氏は被告を「勇敢な男だ」とたたえ、有罪となった場合に恩赦する可能性も示唆していた。

 マナフォート被告は過去の大統領選で共和党候補の陣営で働いた経験を買われて16年3月にトランプ陣営入りし、6月から8月まで選対本部長を務めた。ウクライナの親露派政権と近く、同年6月にニューヨークのトランプタワーであったトランプ氏の長男ジュニア氏とロシア人弁護士の会談にも同席。陣営とロシアの関係について何らかの情報を持っている可能性がある。

 被告が罪を認めたのを受け、ホワイトハウスのサンダース大統領報道官は14日、「大統領や彼が勝利した16年大統領選とは全く関係がないことだ」とする声明を発表した。

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