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米国が批判 ロシアが対北制裁報告書に修正求めて「介入」

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 【ニューヨーク=上塚真由】米国の国連代表部は13日、国連安全保障理事会の北朝鮮制裁委員会の専門家パネルが8月にまとめた報告書について、ロシアが制裁委に「圧力」をかけ、ロシアの制裁違反に関する内容の修正を求めたと明らかにした。報告書は9月上旬に公表される予定だったが、ロシアの反対で遅れている。

 米国のヘイリー国連大使は声明で、「ロシアが気に入らないからといって、報告書に手を加えて妨害することは許されない」と指摘した。また、専門家パネルについても「ロシアの圧力に屈し、報告書の内容を変えたことに失望した」と批判。「ロシアの介入は、報告書の尊厳を損なう看過できない先例」とし、修正版には同意できないとした。

 ロイター通信などによると、ロシアは、ロシア人による制裁決議違反への関与についての記述を一部削除するよう求めているという。報告書の公表には、米露を含む安保理の15カ国の同意が必要となる。安保理は17日にも会合を開き、対北制裁の履行状況に関する会合を開催する見通し。

 専門家パネルは8月上旬に報告書をまとめた。この時点の報告書は、北朝鮮による核・ミサイル開発の継続を明記し、北朝鮮が海上で積み荷を移し替える「瀬取り」による石油精製品などの密輸を大幅に増加させたなどと指摘した。

 ロシアと中国は、北朝鮮への制裁措置を緩和するよう主張。北朝鮮の具体的な行動までは制裁強化を維持すべきとする米国や他の理事国との対立が続いている。

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