PR

ニュース 国際

パリでジャポニスムの秋 歌舞伎に日の丸ライトアップ 友好160年記念

 パリの国立シャイヨー劇場で歌舞伎俳優の(左から)中村七之助さん、中村獅童さんらに声をかけられる皇太子さま=13日(共同)
Messenger

 【パリ=三井美奈】日仏友好160年を記念して13日、パリのエッフェル塔で日本の風景や絵画を投影するライトアップが披露された。市内では同日、松竹大歌舞伎の公演もスタート。日本文化をフランスに紹介する年間企画「ジャポニスム2018」は最高潮を迎えた。

 ライトアップは「エッフェル塔 日本の光を纏(まと)う」と題され、照明デザイナーの石井幹子さん、石井リーサ明理さんの母娘が担当した。音楽とともに、日の出や雪月花を光で再現。締めくくりは江戸時代の画家、尾形光(こう)琳(りん)の国宝「燕(かき)子(つ)花(ばた)図」で、金の背景に群青の花が浮かび上がると、周囲から「マニフィーク(すばらしい)」と歓声があがった。近所に住むジョエル・リシャルソンさん(60)は「日本の赤や青は西欧とは違う。別世界に来たようだった」と評した。石井幹子さんは「鳥居の赤、漆の赤など、日本のいろんな色を表現したかった。喜んでもらえてうれしい」と話した。

 歌舞伎はエッフェル塔に近い国立シャイヨー劇場が会場で、中村獅(し)童(どう)さん、中村七之助さんが出演。「色彩間苅豆(いろもようちょっとかりまめ) かさね」と「鳴神」の2作品で、公演は19日まで続く。15日には、パリ市立プティ・パレ美術館で、江戸時代の画家、伊藤若(じゃく)冲(ちゅう)の作品展が始まる。「動(どう)植(しょく)綵(さい)絵(え)」など代表作が公開され、欧州では初の本格的な若冲展となる。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ