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【激動・朝鮮半島】文在寅大統領、北は「誠意見せた」 核完全廃棄へ米側にも譲歩求める

過去の南北首脳会談に携わった元閣僚らとの昼食会で発言する韓国の文在寅大統領(右端)=13日、ソウル(韓国大統領府提供・共同)
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 【ソウル=桜井紀雄】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は13日、北朝鮮が核・ミサイル実験を中止し9日の軍事パレードで弾道ミサイルの登場を見合わせるなど「誠意」を見せたと、北朝鮮の立場を擁護するかのような発言をした。さらなる行動を求めるなら「米国が相応の措置を取るべきだ」という北朝鮮の思いが米朝交渉の膠着(こうちゃく)化の原因だとも指摘し、米側にも「相応の措置」など譲歩を求める考えを示した。

 北朝鮮にも「踏み出すべきは、未来の核だけでなく、保有する核物質、核施設、核計画を放棄することだ」と要求。米朝の「接点を見いだすのがわれわれの役目だ」と強調し、18日から平壌で始まる南北首脳会談で、米朝の“仲介役”として非核化交渉の打開策を導き出すことに意欲を示した。過去の首脳会談に携わった元閣僚らを大統領府に招き、助言を受ける昼食会の席で語った。

 大統領府関係者は13日、首脳会談のスケジュールなどを最終調整するため、軍事境界線がある板門店(パンムンジョム)で14日に南北実務協議を非公開で行うと明らかにした。

 一方、板門店では13日、南北軍事当局間の実務協議も開いた。南北は軍事的緊張緩和や武力衝突防止に関する具体策の合意を目指すことで一致しており、首脳会談での合意に向けて詰めの議論を行った。大枠で一致している非武装地帯(DMZ)内の一部監視所の試験撤収や、DMZ内での朝鮮戦争戦死者の遺骨の共同発掘、共同警備区域(JSA)の非武装化などについても調整したもようだ。

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