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東方経済フォーラム閉幕 ロシア、反欧米姿勢鮮明に 

【東方経済フォーラム】日本企業関係者と懇談する安倍晋三首相(左から2人目)=13日、ロシア・ウラジオストク(古厩正樹撮影) 【東方経済フォーラム】日本企業関係者と懇談する安倍晋三首相(左から2人目)=13日、ロシア・ウラジオストク(古厩正樹撮影)

 【モスクワ=小野田雄一】極東ウラジオストクで13日に閉幕したロシア主催の国際会議「東方経済フォーラム」で、プーチン大統領は米トランプ政権の保護貿易主義的な動きや北朝鮮政策を牽制(けんせい)。一方、日本や中国、北朝鮮とは協調姿勢をアピールした。欧米と対立する中、対アジア関係を強化することで国際的孤立を脱し、長引く経済低迷を打開しようとするロシアの思惑が浮き彫りとなった。

 プーチン氏は安倍晋三首相と習近平(しゅう・きんぺい)中国国家主席が同席した12日の会合で「世界経済は危機的だ。競争原理が衰えている」と暗に米国を批判。米国の貿易政策に翻弄される日中に協力を求める姿勢を示した。

 米国の北朝鮮政策についても「非核化に向けた北朝鮮の取り組みを無視している。次は米国が譲歩すべきだ」と指摘。米国主導での北朝鮮問題解決を阻止し、東アジアでの影響力を保持したい考えをのぞかせた。

 また、英国での露元スパイ襲撃事件で英国がロシア人2人の逮捕状を取ったことに関しては「2人は民間人だ」と国家的関与を否定。「2人は露軍情報機関の要員だ」とする英国、英見解を支持する米独仏加4カ国への対抗姿勢を鮮明にした。

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