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【元スパイ襲撃】「工作員ではない」 容疑のロシア人2人、公の場に姿現す 露国営テレビインタビューで事件関与否定

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【元スパイ襲撃】
「工作員ではない」 容疑のロシア人2人、公の場に姿現す 露国営テレビインタビューで事件関与否定

アレクサンドル・ペトロフ容疑者(左)とルスラン・ボシロフ容疑者(ロンドン警視庁提供・ロイター) アレクサンドル・ペトロフ容疑者(左)とルスラン・ボシロフ容疑者(ロンドン警視庁提供・ロイター)

 【モスクワ=小野田雄一】英南部ソールズベリーで今年3月に起きた露元スパイ襲撃事件で、英当局が容疑者として逮捕状を取ったロシア人2人が露国営テレビ「RT」のインタビューに応じ、「私たちは工作員ではない。英国へは旅行で行った」と事件への関与を否定した。RTが13日、インタビューを放映した。

 インタビューを受けたのは、アレクサンドル・ペトロフとルスラン・ボシロフの両容疑者。2人が公の場に姿を見せるのは初めて。

 両容疑者の説明によると、2人は3月2日に英国に行き、3、4日にソールズベリーを訪れたという。2人は「(有名な遺跡)ストーンヘンジを見るためにソールズベリーに行ったが、短時間しか滞在しなかった。元スパイの自宅近くには行ったのかもしれないが、彼がどこに住んでいるかは知らなかった」と釈明した。

 事件は3月4日、ソールズベリーで、露元スパイのスクリパリ氏と娘のユリアさんが倒れているのが見つかった。同氏の自宅のドアノブから旧ソ連が開発した神経剤「ノビチョク」が検出された。英国は2人の逮捕状を取った際、「2人は露軍情報機関の要員だ」との見方を示していた。

 一方、プーチン露大統領は12日、「2人は民間人だ。2人が自分で容疑について説明するのを望む」と話していた。

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