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戦中の台湾少年工 神奈川で最後の歓迎大会「記録写真提供を」

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戦中の台湾少年工 神奈川で最後の歓迎大会「記録写真提供を」

台湾の少年工らが生活をしていた寄宿舎=現在の神奈川県大和市(石川公弘さん提供) 台湾の少年工らが生活をしていた寄宿舎=現在の神奈川県大和市(石川公弘さん提供)

 戦中、父親が少年工の寄宿舎の舎監だった縁でともに暮らしていたという「高座日台交流の会」会長、石川公弘さん(84)=神奈川県大和市=は「戦争の記憶が徐々に風化するなか、日本の若い世代に台湾少年工の歴史を知ってほしい」と話している。式典にともない、次世代に記録を引き継ぐため、来春に台湾少年工の歩みをまとめた記念誌も製作する計画で、記録写真や資料などの提供を呼びかけている。

 情報提供は、台湾高座会歓迎大会事務局((電)046・261・7501)。

 【高座海軍工廠】

 昭和17年、旧日本海軍から神奈川県に海軍航空兵器製造工場建設の協力要請があり、翌年、現在の同県座間市や同県大和市などにまたがった場所に設置された。台湾から訪れた台湾少年工らが戦闘機「雷電」を製造。工場が完成すれば、日本最大の機体生産工場となるはずだったが、戦局が悪化したため、当初の目的を達成することはなかった。

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