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ユネスコ「世界の記憶」改革 来年10月の実現目指し加盟国の作業部会設置

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 世界の記憶では、中国申請の「南京大虐殺文書」が事実関係で疑義が示されたにもかかわらず、登録が決定。さらに昨年10月には、日中韓の民間団体などが申請した慰安婦関係資料をめぐって政治的緊張が高まり、登録審査が延期になった。アズレ事務局長は昨年秋の就任後、ユネスコの「政治化」阻止を掲げて改革を公約。日本政府も制度見直しを強く求めてきた。

 ユネスコは改革方針が定まるまで、世界の記憶で新規申請は受け付けない方針のため、申請再開は2020年以降にずれこむことになった。慰安婦関係資料の審査も実施のめどは立っていない。

【用語解説】世界の記憶(世界記憶遺産)

 重要な歴史文書や映像フィルムへの認識を高め、保存や開示を促すためにユネスコが登録する事業で、1992年に開始。審査は2年に1度行われ、民間団体や個人も申請できる。これまでにフランスの「人権宣言」、ドイツの「ゲーテの直筆文学作品、日記、手紙等」、日本の「御堂(みどう)関白記」など400件以上が登録された。

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