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カンボジアで新内閣発足 各国反応分かれる

新たな組閣名簿にサインするカンボジアのフン・セン首相=6日、プノンペン(AP) 新たな組閣名簿にサインするカンボジアのフン・セン首相=6日、プノンペン(AP)

 【シンガポール=吉村英輝】カンボジア下院は6日、フン・セン首相を再任し、新内閣が下院の承認を受けて発足した。7月の選挙で、与党カンボジア人民党が125の下院(任期5年)全議席を独占。同国の実権を30年以上握るフン・セン氏は、中国の支援を得て独裁色を強める。一方、欧米諸国はその強権的政治手法に反発している。

 野党カンボジア救国党が2013年の下院選と昨年の地方選で躍進したが、危機感を強めたフン・セン政権が同党を弾圧し、解党に追い込んだ。下院選には計20の政党が参加したが、人民党以外は弱小で議席を獲得できなかった。

 国会では開会式が5日に行われ、30以上の国や組織が招待された。だが、「欠陥選挙」に抗議してオーストラリアは不参加。昨年9月に国家反逆罪で訴追された救国党のケム・ソカ党首の勾留が続いていることなどに抗議する米国や欧州連合(EU)も、日程などを理由に参加しなかった。

 ロイター通信によると、開会式には中国やマレーシア、国連開発計画(UNDP)の代表者が出席。在プノンペン日本大使館は、日本の対応について「外交儀礼として次席公使が参列した。新政府とのあるべき関係を構築していく」という。

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