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【激動・朝鮮半島】韓国特使団、金正恩氏に文大統領の親書手渡す…首脳会談と非核化が焦点

北朝鮮・平壌に向け、ソウル空港を出発する韓国の鄭義溶・大統領府国家安保室長(右から3人目)ら特使団=5日(共同)
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 【ソウル=桜井紀雄】韓国大統領府の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長率いる文在寅(ムン・ジェイン)大統領の特使団が5日、特別機で北朝鮮の平壌を訪問し、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長と会談、文氏の親書を手渡した。大統領府が明らかにした。北朝鮮側と南北で9月中の平壌開催で合意した3回目の首脳会談の日程などを協議したもようだ。

 ポンペオ米国務長官の先月下旬の訪朝が急遽(きゅうきょ)、中止となるなど、米朝の非核化交渉が滞る中、特使団が金正恩氏から非核化の進展につながる何らかの約束を取り付けたかが注目される。

 大統領府によると、平壌の空港では、祖国平和統一委員会の李善権(リ・ソングォン)委員長らが出迎え、特使団は金正恩氏の側近で米韓との交渉を担ってきた金英哲(キム・ヨンチョル)党副委員長らと歓談後に「公式会談」のため、別の場所に移ったという。この際、金正恩氏と会談したとみられる。

 鄭氏は出発前、北朝鮮が米側に強く求めている朝鮮戦争(1950~53年)の終戦宣言について「非核化を通じた朝鮮半島の平和定着を進める過程の入り口段階で、極めて必要だ」として年内の宣言を目指す方針を強調。北朝鮮に具体的非核化措置を促すため、会談で終戦宣言に関する文氏の積極的な立場を伝えたことも想定される。

 特使は鄭氏や徐薫(ソ・フン)国家情報院長ら5人で、3月にも訪朝し、金正恩氏と会談していた。北朝鮮側との夕食会も催され、5日夜に平壌を離れた。大統領府は、詳しい会談結果は6日に発表する予定だとしている。

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