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米支援停止でパキスタン窮地 決定に反発もタリバンとの関係遮断困難

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米支援停止でパキスタン窮地 決定に反発もタリバンとの関係遮断困難

デビッド・ホール駐パキスタン米大使(右)と会談するイムラン・カーン首相(左)=24日、イスラマバードの首相官邸(AP) デビッド・ホール駐パキスタン米大使(右)と会談するイムラン・カーン首相(左)=24日、イスラマバードの首相官邸(AP)

 パキスタンは2014年、当時のシャリフ政権が、発足時に掲げたイスラム武装勢力「パキスタンのタリバン運動」(TTP)との対話路線からテロ掃討へ方針転換した。だが、アフガンで跋扈(ばっこ)するタリバン内の最強硬派ハッカニ・ネットワークなどについては、米国はパキスタン軍が秘密裏に支援していると繰り返し批判。パキスタンは同グループに隠れ家を与えているとされる。

 パキスタン軍は、宿敵インドに対抗してアフガン国内で足場を作るために、タリバンを育て、支援してきた。軍の支援を得て7月の総選挙で勝利したとされるカーン氏は、軍の意向を無視できない。

 一方、外貨準備高が急減し、国際通貨基金(IMF)への援助要請が議論される中、IMFを主導する米国との関係を悪化させたくない状況だ。既にポンペオ氏は、IMFのパキスタン支援に懸念を表明している。

 パキスタンの政治評論家のハサン・リビ氏は「米国は明確なテロ対策強化を求めており、曖昧な対応では米国を刺激しかねない」と分析。5日のカーン氏とポンペオ氏との会談の行方を注視している。

 一方、タリバンは4日、ハッカニ・ネットワークの創設者であるジャラルディン・ハッカニ指導者が死亡したと発表した。長年療養中で、実権は既に息子に移っていることから、同グループに与える影響は限定的とみられる。

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