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在キューバ米大使館員の体調不良は「マイクロ波攻撃」が原因か 米紙報道

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 【ワシントン=加納宏幸】キューバの首都ハバナにある米大使館の外交官らが聴覚障害などの体調不良を訴えた問題で、米ニューヨーク・タイムズ紙は2日、外交官らはマイクロ波による攻撃を受けた可能性が強まっていると報じた。マイクロ波が脳内で音を知覚させる「フレイ効果」と呼ばれる現象が利用された疑いがあるという。

 ハバナの米大使館では2016年秋頃から原因不明の聴覚障害を訴える外交官らが出始め、軽度の外傷性脳損傷と診断された者もいた。国務省はこれまで計26人が被害を受けたと発表。同紙はうち21人を診察した医療チームの代表者の話として、脳損傷はマイクロ波が原因であるとの見方が強まっていると報じた。

 米政府は何らかの「音響攻撃」を疑い、キューバ政府の協力も得て調査を続けてきたが、原因の特定には至っていない。中国広東省広州市の米総領事館でも軽度外傷性脳損傷と診断された外交官が出ていた。

 マイクロ波は電子レンジなどに使われるが、同紙によると冷戦期に旧ソ連が心理戦のための兵器化を検討し、米国でも研究が行われた。数ブロック先からでも照射することができ、携帯式か車載式の器具が使われた可能性があるという。

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