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ドイツ東部で極右デモ激化 移民めぐる緊張浮き彫り メルケル首相決断から3年

極右デモを封鎖する警官隊=1日、ドイツ東部ケムニッツ(ロイター)
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 【ベルリン=宮下日出男】ドイツ東部ケムニッツで移民排斥を主張する極右支持者らのデモが激化している。移民によるドイツ人男性の殺害事件が発端で、「反極右」を訴えて対抗するデモとも衝突した。メルケル首相が難民・移民受け入れで象徴的な決断を下して4日で3年。移民流入は減ったが、社会の緊張が改めて浮き彫りになった。

8000人集結

 ケムニッツ中心部では1日夕、約8千人が集まり、「メルケルは去れ」とのプラカードや国旗を手にした人々がデモを繰り広げた。参加者は極右や移民受け入れに反対する右派「ドイツのための選択肢」(AfD)の支持者ら。デモ終了予定時刻を過ぎ、解散を求める警官隊と参加者が対峙する場面もみられた。

 一方、先立つ同日午後には移民排斥に反対する約3千人のデモも付近で開催。双方の衝突などを避けるため全国から警官約1800人が動員された。大きな混乱はなかったが、18人が負傷。極右らのデモでは放水車や装甲車も配置され、独メディアは「非常事態」とその緊張感を伝えた。

 発端は8月26日未明、市内の繁華街でドイツ人男性(35)が刺殺された事件だ。警察は容疑者としてイラク人(22)とシリア人(23)の男2人を逮捕。ともに難民申請が却下された後も国外送還されず、別の犯罪歴もあった。

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