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韓国、軍防諜部隊を再編 戒厳令問題で大統領指示

 1日、韓国軍の新たな防諜部隊「軍事安保支援司令部」の発足式に臨む宋永武国防相(左)と南泳臣・初代司令官=韓国・果川(聯合=共同)  1日、韓国軍の新たな防諜部隊「軍事安保支援司令部」の発足式に臨む宋永武国防相(左)と南泳臣・初代司令官=韓国・果川(聯合=共同)

 韓国国防省は1日、軍の防諜部隊「機務司令部」を解体して新たに設置する「軍事安保支援司令部」の発足式を開いた。機務司令部は、朴槿恵前政権下で権限を越えて戒厳令布告を検討する文書を作成していたことが判明し、文在寅大統領が再発防止に向け根本的な再編を指示していた。 南泳臣・初代司令官は発足式で「国民から必ず必要な組織だと認められるように努力していこう」と呼び掛けた。文書を巡り適切に対処しなかったとして事実上の更迭が発表された宋永武国防相も、機務司令部が違法行為で国民を裏切ってきたとした上で「今日を契機に過去を強く反省し、新たな未来に向かわなければならない」と述べた。

 機務司令部が作成した文書は、朴前大統領の罷免を求める大規模集会の暴徒化に備えた内容とされる。戦車投入や報道機関の統制なども検討されており、前大統領を守るための謀議との指摘も出ている。文氏が問題視して徹底捜査を指示。国防省の捜査チームと検察が捜査を進めている。(共同)

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