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全斗煥元大統領がアルツハイマー病で裁判に出廷できず 夫人が明らかに

2016年4月、韓国総選挙の投票に訪れた全斗煥元大統領(聯合=共同)
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 【ソウル=名村隆寛】韓国の全斗煥(チョン・ドゥファン)元大統領(87)がアルツハイマー病に侵されていると、夫人の李順子(イ・スンジャ)氏が27日までに明らかにした。全氏は昨年、出版した回顧録をめぐり、名誉毀損(きそん)罪で在宅起訴されており、南西部の光州(クアンジュ)で27日に開かれた初公判に出廷するはずだったが、姿を見せなかった。

 李氏によると、全氏は2013年に検察の捜査や親族の財産差し押さえを受け、記憶喪失などを起こし、その後、アルツハイマー病との診断を受けた。「90歳近い高齢のせいか最近、認知能力が著しく低下した。少し前に聞いたことも思い出せず、出廷しても供述は難しい」(李氏)という。

 全氏は回顧録で、1980年に光州で起きた民主化運動の際に、軍のヘリコプターが市民らに上空から機銃掃射を加えたとする神父(故人)の目撃談を「歪曲(わいきょく)された悪意ある主張だ」と否定。光州地検は今年5月、死者に対する名誉毀損罪で全氏を在宅起訴していた。

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