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ロヒンギャ大量流出、25日で1年 難民や地域住民に疲労の色 地滑り多発も「殺されるよりまし」/地域は「受け入れ限界」

バングラデシュ南部コックスバザールで、家事の手伝いをしていたロヒンギャ難民の少女たち(森浩撮影)
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 ミャンマー西部ラカイン州のイスラム教徒少数民族ロヒンギャが、バングラデシュに大量に流出し始めてから25日で1年となる。1年で70万6千人(国連まとめ)が流入したバングラデシュ南部コックスバザールでは、丘陵地帯や農地に難民キャンプが拡大した。帰還の見通しが立たない中、難民と地元住民の疲労は日増しに高まっている。(コックスバザール 森浩、写真も)

■「殺されるよりまし」

 「バングラデシュ政府や国際社会の支援には感謝する。だが私たちが本当にほしいのは明るい未来だ」

 コックスバザール郊外のキャンプで、難民のアシ・スリムさん(31)はこう話した。長男(6)とともに1月に国境のナフ川を渡り、バングラデシュに逃げ込んだ。妻とは脱出の際にはぐれて以来、会えていない。

 キャンプでは月2回のコメの配給があり、中には資金を集めて商店を営む難民もいるが、生活環境は劣悪だ。竹とビニールシートでできた仮設住宅は脆弱(ぜいじゃく)で、雨期が始まった7月以降は地滑りで30人以上が死亡した。雨期は10月前後まで続くが、国連は20万人が地滑りに巻き込まれるリスクがあると警告する。

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