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【米中貿易摩擦】東証、続く様子見相場 売買低水準で上値も重く

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【米中貿易摩擦】
東証、続く様子見相場 売買低水準で上値も重く

 国内景気は堅調に推移している。内閣府が10日発表した4~6月期の実質国内総生産(GDP)速報値は年率換算で前期比1・9%増。個人消費と設備投資が順調に伸びた。SMBC日興証券によると、東証1部に上場する3月期決算企業の4~6月期の最終利益は前年同期比10・8%増で、通常は株価を大きく押し上げる好材料だ。

 ところがトランプ政権を震源とする貿易摩擦への警戒感が解けず、投資家は積極的な買いに走れない。「好決算企業が瞬間的に買われても、その後も継続した株価上昇に至らないケースが多い」(大手証券)。10日ごろからはトルコ通貨のリラに対する不安も浮上し、新興国経済全体への懸念から投資家心理に一層のブレーキがかかった。

 底にも天井にも壁が立ちはだかる中、打つ手も限られてきた。投資家は、貿易摩擦の影響を受けにくい内需関連株や1株当たり予想収益率(PER、株価が1株当たり最終利益の何倍かを示す指標)の低い割安銘柄などを物色してきたが、相場全体を押し上げるまでに至っていない。壁谷氏は「趨勢(すうせい)が定まれば大商いになる可能性もある」としながら、「“嵐の前の静けさ”はしばらく続くのでは」との見通しを示した。

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