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金門島は対中傾斜が顕著、政権と溝も 第2次台湾海峡危機60年 

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金門島は対中傾斜が顕著、政権と溝も 第2次台湾海峡危機60年 

22日、台湾・金門島の獅山砲陣地で、大砲の射撃動作の再現を見る中国人観光客ら(田中靖人撮影) 22日、台湾・金門島の獅山砲陣地で、大砲の射撃動作の再現を見る中国人観光客ら(田中靖人撮影)

 第2次台湾海峡危機60年の23日、蔡英文総統はフェイスブックに「60年前も60年後も、台湾人が故郷を守る決心を砲弾で変えることはできない」と投稿した。蔡氏はこの日、台北で米国の対台湾窓口機関、米国在台協会(AIT)台北事務所の新任所長と会談、「米国は台湾人が期待する正義の声だ」と対中連携を呼びかけた。

 一方、危機の当時政権党だった野党、国民党は支持層である「老兵」の貢献と「両岸(中台)の平和的発展」の重要性を強調する。国民党は18日、元兵士を招き台北で記念大会を開催。金門防衛の成功が後の台湾の経済発展につながったと訴えた。呉敦義(ご・とんぎ)主席は、蔡政権は中台の「現状維持」に失敗していると批判、国民党こそが中台関係を安定させられると主張した。

 蔡政権と金門当局の溝も浮かぶ。金門では5日、中国側から送水管による水の供給が始まった。金門は花崗岩(かこうがん)の地質と雨の少ない気候から水不足が続き、国民党の馬英九前政権下の2013年、中国側と送水で合意。今年に入り海底16キロ分を含む送水管の敷設が終わった。

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