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【ロヒンギャ問題】ミャンマーのロヒンギャ難民流出から1年 スー・チー氏、帰還時期を示せず シンガポールで講演

講演するミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相=21日、シンガポール(共同)
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 【シンガポール=吉村英輝】ミャンマー西部ラカイン州のイスラム教徒少数民族ロヒンギャが、隣国バングラデシュへ大量に逃れる事態を招いた治安部隊との衝突から、25日で1年となる。アウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相は21日、訪問先のシンガポールで講演。70万人以上とされる難民の帰還時期を問われると、バングラデシュ側と調整中で「回答は難しい」と述べるにとどめた。

 スー・チー氏は、今月18日に死去したアナン元国連事務総長が、ロヒンギャ問題に関する諮問委員会委員長として尽力した功績をたたえた。同問題で国際社会から非難を浴びる中、難しい仕事を引き受けてくれたとし「(アナン氏が)示してくれた助言に取り組んでいく」と強調した。

 同委員会が昨年8月23日にミャンマー政府に提出した勧告書は、政府の責任に踏み込まず、イスラム教徒への国籍認定手続きの迅速化などを提言した。

 一方、スー・チー氏は、大量難民発生の引き金となった「テロ活動の危険は現存する」と主張。名指しをさけながら、昨年8月25日にラカイン州の警察施設などを襲撃し犯行声明を出したロヒンギャ武装組織「アラカン・ロヒンギャ救世軍」(ARSA)対策の治安維持に理解を求めた。

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