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ターンブル豪首相が続投 党内の造反封じに党首選を突然実施 辛勝で深まる亀裂

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ターンブル豪首相が続投 党内の造反封じに党首選を突然実施 辛勝で深まる亀裂

国会で会見するオーストラリアのターンブル首相=21日、キャンベラ(AP) 国会で会見するオーストラリアのターンブル首相=21日、キャンベラ(AP)

 【シンガポール=吉村英輝】オーストラリアのターンブル首相は21日、党首を務める与党、自由党の党内会合で、党首選挙を実施した。選挙にはターンブル氏とダットン内相が立候補し、所属連邦議員による投票の結果、ターンブル氏が48対35で何とか勝利し、首相続投を決めた。

 自由党は支持率が低迷し、来年5月までに行われる総選挙での苦戦が予想されている。党内では、2015年9月の党首選でターンブル氏に敗れたアボット前首相ら保守派が、ターンブル氏の指導力欠如を批判していた。

 ターンブル氏は、突然の党首選に打って出て巻き返しを図った形。だが、反対票が多く辛勝となった。豪ABC放送は「立場の弱さを露呈し、党内の亀裂を深めた」可能性を指摘する。

 ダットン氏は内相を辞任。他の閣僚にも動きが広がり、内閣の大幅改造が起きる可能性がある。

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