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【激動・朝鮮半島】再会かなわず家族の死を知らされる参加者も… 小出しに人道問題に応じ、経済協力へ文在寅政権揺さぶる北朝鮮

20日、北朝鮮の金剛山で再会を果たし、抱き合う南北の離散家族(ロイター)
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 【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮の金剛山(クムガンサン)で20日、南北離散家族の再会行事が始まった。ただ、「最初で最後の再会となる」と複雑な思いを抱えた参加者も少なくない。韓国が求める再会の定例化などに北朝鮮が応じていないからだ。北朝鮮は経済的利益に結び付かない交流ばかりが進む現状に不満を示し、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権を揺さぶり続けている。

 「サンチョルや!」「お母さん!」。代表取材団によると、韓国から参加したイ・グムソムさん(90)は20日、北朝鮮に残した70代の息子のリ・サンチョルさんを抱き寄せて涙を流した。リさんは父親の写真を見せながら嗚咽(おえつ)した。

 「子供は何人?」「息子はいるのかい」。イさんは息子の手を固く握り締め、矢継ぎ早に尋ねた。一方で、今回の行事をきっかけに親しい家族の死去を知らされた参加者もいた。

 文大統領は20日、再会の定例化に加え、離散家族の全面的な生死確認▽映像を通じた面会▽手紙の交換▽故郷訪問-など事業拡大の必要性を強調。韓国側は6月の赤十字会談でもこうした提案をしていたが、今回は一部の家族が金剛山で面会する方法にとどまった。

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