産経ニュース

マレーシア・マハティール政権発足100日 訪中、新たな関係模索

ニュース 国際

記事詳細

更新


マレーシア・マハティール政権発足100日 訪中、新たな関係模索

マレーシアのマハティール首相(AP) マレーシアのマハティール首相(AP)

 【クアラルンプール=吉村英輝】マレーシア初の政権交代を果たした、マハティール首相(92)が就任し、17日で100日となった。ナジブ前首相(65)を収賄罪などで起訴し、公約に掲げた「法の支配」を強調しながら、高い支持を維持する。前政権が進めた巨額インフラ投資の見直しにも着手したが、実現には、中国の理解と協力が不可欠だ。17日から5日の日程で訪中し、中国との新たな関係を模索する。

 マハティール氏は16日、翌日に控えた訪中について「いくつか問題が出て、早期に実現できなかった」と記者団に語った。マレー半島横断の東海岸鉄道と、2件のパイプライン計画について、融資返済のめどが立たないことなどを理由に中止を断行。訪中には、前政権が結んだ契約の変更を中国に納得してもらうため、事前調整が必要だった。

 李克強首相の招待を受けた今回の訪中は、首相に返り咲いて初の「公式外国訪問」となる。最大の貿易相手国でもある、中国の面目を立てた。習近平国家主席との20日の会食では、経済圏構想「一帯一路」へ賛同を表明するとともに、「債務のわな」を招く中国への過度な経済依存の見直しに理解を求めるとみられる。

続きを読む

「ニュース」のランキング