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【谷山雄二朗のばかモン英語塾】(47) 靖国神社は、CHINREISHAを訪日観光客に解放すべきである

谷山雄二朗氏
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 1965年、筑波藤麿・靖国神社宮司は「鎮霊社」を拝殿の左奥に建立した。米軍の準機関紙「スターズ・アンド・ストライプス」は“Chinreisha is dedicated to the American,British,Chinese, Korean and Southeast Asian war dead from the Pacific War”と記している。

 さきの大戦で亡くなった米、英、中国の将兵と朝鮮人、および東南アジアの戦没者すべてを慰霊する場所、との意だ。

 私は靖国にはこれまで幾度となく参拝してきたが、この鎮霊社には一度も足を運んだことがない。そもそも、安倍晋三首相が2014年12月26日に参拝するまで、その存在さえ知らなかった。世界平和を祈念すべく筑波宮司が建てたこの社を、なぜ靖国神社がもっと大々的にアッピールしないのか不思議でならない。

 鎮霊社を一般人が参拝するのを、あたかも神社側は拒否しているかのようだ。

 その証拠に、拝殿のすぐ左後ろにあるのに案内標識一つみたことがない。

 中韓による日本の首相による靖国参拝への非難が、内政干渉であることは言うまでもない。とはいえ、“Yasukuni”が今や国際問題化してしまった今、日本側が説明責任を果たしているとは到底、言い難い。

 例えば、靖国の公式ページで鎮霊社を知らない初心者がそれを見つけることはまず無理だろう。かりに発見したにせよ、英文説明はたった2行。行き方さえ書いておらず、その消極性は異常だともいえる。

 1946年に神社本庁の設立に貢献した神道家の葦津珍彦(あしづ・うずひこ)氏は、同年発表された神社新報に「靖国神社と平和の理想」との題名で寄稿し、ファシストおよび軍国主義に関わるものはすべて靖国から取り去るべきだとし、亡くなる1992年までA級戦犯の合祀(ごうし)に反対の立場だった。

 2006年10月には、当時、日本遺族会のトップだった古賀誠元自民党幹事長が「A級戦犯の分祀(ぶんし)を検討することを遺族会に提案した」と英リーズ大学のカロライン・ローズ氏は書いている。かたや「彼らは連合国が一方的に規定しただけで、国内法上の犯罪者ではない」というのが日本政府のスタンスだ。

 つまり、読者もご存じのとおり国内世論も真っ二つに割れているわけで、その解決は決して容易ではない。

 そして、だからこそ、打開策の一つとして“Peace-loving Superpower Japan”(PSJ)-平和を愛するスーパーパワー国家として、CHINREISHAを国際社会に知らしめる努力をすべきだと私は考える者だ。

 2020年TOKYO五輪の際は、4000万人もの外国人観光客が訪日するとされる。それまでの2年間にCHINREISHAを積極的に公開し、英語・中国語・ハングルで参拝案内の看板を設けることを靖国神社に強く求めたい。

 贖罪(しょくざい)意識に縛られている日本人は歴史を持ち出されると今もなお、劣勢に立たされる。鎮霊社は、その膠着(こうちゃく)した現状に風穴をあける突破口になりうるからだ。

 自国民2000万人、チベット人120万人を死においやった毛沢東の防腐処理された遺体が、霊魂を否定する共産党政権の中国で今も崇拝対象にされている茶番。

 彼らに言わせれば霊魂は存在しないのだから、本来ならば靖国に眠る英霊の戦争責任を追求できるはずがない。

 なのに、わが国の首相は彼らの顔色をうかがい参拝一つ堂々とできない。世界で一番有名な神社として、靖国には Japan First であってほしい。

 今年も、日本の一番長い日がやってくる。

Be Dumb, Be Stupid!

公式サイトhttp://JapanBroadcasting.net/Stupid-English-School

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