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【劇場型半島】韓国の国民的ロボットアニメは「マジンガーZ」の盗作ではなかった “勝訴”で自尊心を満たしたものの…

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 ところが、マジンガーZと酷似していることから「盗作だ」との非難に長年、さらされてきた。朝鮮日報によると、テコンVの監督自身、「当時は小雨で服がぬれるように日本文化の影響を受けざるを得なかった。だが、それなりに民族の魂を入れようと努力した」と振り返り、マジンガーZの影響を受けた事実を認めている。

 13年には、韓国の彫刻家が、韓国が「独島(トクト)」と呼んで占拠する竹島(島根県隠岐の島町)に「島の守護神」として、テコンVの像を設置しようと計画したが、「独島に日本アニメの模倣物を設置するとは何たることか!」と国内から非難が巻き起こり、計画は頓挫した。

 そうした経緯から、今回の判決で「テコンVはパクリじゃなかったんだ」と国民的自尊心を取り戻した人も少なくなかったようだ。

メディアが目をつぶった「変形・脚色」の一文

 だが、今回の判決文は、外観上の違いを指摘した上でこう判断を示している。

 「テコンVは、マジンガーZなどと区別された独立した著作物、もしくは、これを変形・脚色した二次的著作物に該当するとみなすべきだ」

 「二次的著作物」とは、辞書には「既存の著作物を翻訳・編曲・変形・脚色・映画化など翻案することによって創作された著作物」とある。小説の翻訳や映画化作品、原曲をアレンジした音楽作品などがこれに当たる。

 つまり判決は、テコンVがマジンガーを変形・脚色した作品である可能性を否定しているわけでなく、わざわざ明示までしているのだ。その上で、アレンジ作品であっても当然、著作権は発生するという法律上の常識を提示したにすぎない。

 韓国メディアは、意図的に目をつぶったか、無意識にか、この「二次的著作物」の判断には着目せずに「独立した著作物」だけを見出しに抜き出して、パクリじゃないと立証されたかのように伝えている。

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