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モアイ像を返せ! チリ領イースター島当局が英に返還要求「悲しい時代」に終止符

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モアイ像を返せ! チリ領イースター島当局が英に返還要求「悲しい時代」に終止符

 ロンドンの大英博物館が所蔵するモアイ像「ホアハカナナイア」(ゲッティ=共同)  ロンドンの大英博物館が所蔵するモアイ像「ホアハカナナイア」(ゲッティ=共同)

 南太平洋に位置するチリ領イースター島の地元当局が、150年前に英国に運ばれて現在ロンドンの大英博物館が所蔵するモアイ像「ホアハカナナイア」の返還を求めている。9日付の英紙デーリー・テレグラフなどが伝えた。大英博物館は正式な返還要求を受けていないとした上で、年間600万人近い入場者がある同博物館で展示することに「公共の利益」があるとして応じない構えだ。

 モアイ像は高さ約2・4メートル。英海軍の船長が1868年に現地から運び、その後、ビクトリア女王に献上された。モアイ像の多くは凝灰岩だが、ホアハカナナイアは玄武岩で、背面に鳥人の絵柄が描かれている。地元当局は、モアイ像を取り戻すことが19世紀に欧州の探検家たちが自分たちの権利を侵害した「悲しい時代」に終止符を打つ重要な象徴になるとしている。

 昨年12月にモアイ像の保存管理の権限を地元当局に委譲したチリ政府も返還要求に賛意を示した。(共同)

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