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【中国ウオッチ】アメリカザリガニを爆食! 若者に人気で消費右肩上がり、コンビニで「姿煮」販売も

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【中国ウオッチ】
アメリカザリガニを爆食! 若者に人気で消費右肩上がり、コンビニで「姿煮」販売も

コンビニの店頭に並べられたアメリカザリガニの“姿煮”=7月、中国北京市(西見由章撮影) コンビニの店頭に並べられたアメリカザリガニの“姿煮”=7月、中国北京市(西見由章撮影)

 中国でアメリカザリガニが食材として人気を呼んでいる。消費量は右肩上がりで、2017年の国内生産量は初めて100万トンを突破した。関連産業も含めた総生産額は2685億元(約4兆3千億円)、従事者は520万人に上り、一大産業に成長している。中国語では「小龍蝦」(ミニロブスター)と表記され、食用への抵抗感は少ない。ザリガニ養殖を副収入とすることで、農村地域の所得を向上させる当局側の思惑もブームの背景にありそうだ。(北京 西見由章)

 8月初旬、北京市内で有数の規模を誇る水産市場の京深海鮮市場を訪れた。一部店舗の軒先では、赤黒いアメリカザリガニの群れが水槽やクーラーボックスに入れられ、大きなハサミをモゾモゾと動かしていた。店番の女性は「1斤(500グラム)で36元(約580円)だよ」。

 北京市に住む30代の女性は1~2カ月に1回ほど、500グラム分、10匹前後を買って帰るという。食べられない内蔵などを店頭で抜いてもらい、自宅で調理する。独特のくさみがあるため、味付けはサンショウと唐辛子を利かせたピリ辛の「麻辣」が定番だ。「お年寄りや子供はあまり食べない。若者、それも女性が好んで食べている。男性は殻をむくのが面倒みたいですね」

 筆者の仕事場近くにある北京市内の日系コンビニ「セブン-イレブン」の店舗では7月、弁当・総菜コーナーにアメリカザリガニの“姿煮”が突然登場し、度肝を抜かれた。が、1週間後には店頭から姿を消した。「もう売らなくなったわ。理由は知らない」と女性店員の返事はつれない。外国人居住者が多いこのエリアでは、商品化のハードルは高かったのかもしれない。

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