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台湾・台中市が異議申し立て 東アジアユース競技大会中止で反発

30日、台北で会見する台中市の林佳龍市長(田中靖人撮影)
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 【台北=田中靖人】台湾・台中市で開催予定の「東アジアユース競技大会」が中国の提案で中止が決まった問題で、台中市は30日、東アジア・オリンピック委員会(EAOC)に対し、決定の取り消しを求める申請を行った。

 記者会見した林佳龍市長は、関連の協定などの違反はないとした上で、「政治紛争を棚上げするオリンピック精神に反する」と中国を批判した。24日の理事会では、反対の台湾と棄権の日本を除く7票が賛成で、決定を覆すのは困難とみられる。だが、林氏は「台湾で起きたことは他の国でも起きうる」と各国の支援を呼びかけた。

 中国への反発も広がっている。通常は中国を批判することが少ない野党、中国国民党は、台中市での開催を「全力で支持する」としている。また、30日付の自由時報によると、中国が中止理由とした「台湾」名義での東京五輪参加を目指す住民投票のための署名が、通常の10倍以上の1日170件に増えているという。

 中国が開催を中止させたのは、2020年の総統選を前に台湾人意識の高揚を避けるためとの見方もあるが、現段階では超党派で反発を招く結果となっている。

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