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【中国軍事情勢】東シナ海の中国軍事演習、狙いは台湾よりも日米だった?

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演習の規模は?

 この報道に対し、台湾の国防部(国防省に相当)はただちに「毎年度の定例的な訓練だ」と発表、「中共の文攻武嚇に踊らされないように」と呼びかけた。ただ、前回4月に中国側が「台湾海峡での実弾演習」を宣伝した際に積極的に公表した部隊の規模や演習項目などは公表せず、19日の記者会見で問われても答えなかった。

 台湾の中国時報は23日付で、中国海軍の艦艇40隻以上が20、21の両日にかけて台湾海峡を南下したと報じた。艦艇の航行は、台湾が中国大陸近くで実効支配する島に向かう航空便からも目視できたという。

 過去にこれほど多数の艦艇が一度に海峡を通過したことはなく、同紙は演習に参加していた艦艇が台風10号を避けるために台湾海峡を南下したとの見方を示す一方、「演習規模が非常に大きかったことを示す」と分析した。この報道に関し、国防部は反応していない。浙江海事局は20日、同日で演習が終了したと発表した。

実態は藪の中

 一方、台湾の中央通信社は19日、演習は「台湾への武力による威嚇は虚偽で、実際は日米安保に向けたものだ」とする記事を配信した。記事は「安全保障問題に詳しい関係者」の分析として、演習海域を台湾方向ではなく尖閣諸島(沖縄県石垣市)を中心に移動させれば、演習の中心地が宮古・石垣水域になると指摘。参加部隊の規模と演習項目から見れば、「演習の重点は、太平洋側から海空軍が(東シナ海に)進入するのを遅らせることにある」と分析した。その上で、台湾攻略に必要な上陸作戦とは全く異なり、「完全に日米安保に対抗するものだ」と強調した。

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