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【カンボジア総選挙】圧力恐れ物言えぬ市民 首都プノンペンに選挙の熱気なく

カンボジア下院選の投票所で、順番を待つ有権者ら=29日、プノンペン(共同)
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 カンボジア下院選は29日、与党勝利が確実な情勢の中で投開票日を迎えた。首都プノンペンなどに選挙戦の熱気はなく、政権の圧力を恐れる市民の間には物言えぬ雰囲気が漂う。

 「与党を支持していないと知られるとひどい目に遭うかもしれないと不安になり、投票に来た」。プノンペン市内の投票所で会社経営の女性(45)が打ち明けた。棄権するつもりだったが、直前に考えを変えたという。カンボジアの選挙では、二重投票を避けるため、投票をした人の指に黒いインクを付ける。約1カ月は取れないとされ、指を見れば投票に行ったかどうか一目瞭然。女性は「指にインクが付いていないと、当局から嫌がらせをされるかもしれない」と話した。

 フン・セン首相が29日朝に投票した中部カンダル州の投票所では、市民に話を聞こうとしたところ次々に断られた。取材に応じた男性は「信頼できる党に投票する」と述べ、しきりに周囲を気にした。(共同)

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