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「強権ムガベ時代」清算へ 30日にジンバブエ大統領選、民主化や経済回復に踏み出す節目

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 【カイロ=佐藤貴生】アフリカ南部ジンバブエで30日、大統領選と議会選が行われる。1980年の同国成立以来、強権支配を続けてきたムガベ前大統領(94)が昨年11月、事実上のクーデターで辞任してから初の選挙で、ムガベ時代の「負の遺産」を清算し、民主化や経済回復に踏み出す大きな節目となる。

 大統領選には23人が立候補した。ムナンガグワ現大統領(75)と最大野党、民主変革運動(MDC)のチャミサ議長(40)の事実上の一騎打ち。20日発表の世論調査結果では、ムナンガグワ氏の支持が40%、チャミサ氏が37%と拮抗(きっこう)している。

 28日には両陣営が首都ハラレで選挙戦最後の集会を行い、ムナンガグワ氏は「国のために潜在力の鍵をともに開けよう」と訴え、チャミサ氏は「変化は避けられない。勝利は確実だ」と呼びかけた。

 ムナンガグワ氏は欧米の選挙監視団を受け入れ、新時代の到来を印象づけた。ただ、脅迫や誹謗(ひぼう)中傷などが相次いでいるとされ、6月下旬には南部ブラワヨで集会に参加していた同氏のすぐ近くで爆発が起き、暗殺未遂との見方も出た。過去の選挙では死者の名義の票が投じられた疑いも浮上しており、選挙の公平性にも注目が集まっている。

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