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【パキスタン総選挙】「親中国」路線維持へ 勝利のPTI党首「中国から学びたい」

パキスタン正義運動(PTI)のイムラン・カーン党首(AP)
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 【イスラマバード=森浩】歴史的に中国と親密な外交関係を結ぶパキスタン。現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」関連事業を通じて、インフラ整備などのために620億ドル(約6兆9000億円)の巨額投資も受ける。世界で一帯一路への“拒否反応”も起き、国内では膨張する対外債務が課題となるが、「国是」ともいえる親中姿勢に変化はなさそうだ。

 「中国からは貧困から脱出する方法と、腐敗を排除する方法を学びたい」

 パキスタン正義運動(PTI)のイムラン・カーン党首は26日の勝利演説で、中国を“成功者”と位置づけて手放しで絶賛した。

 マレーシアでは、新首相に就任したマハティール氏が一帯一路に伴う高速鉄道建設契約の解除を決めたほか、タイやミャンマーでも開発事業の規模縮小が取り沙汰される。だが、カーン氏は中国による投資は「わが国のチャンスだ」とし、関係強化を宣言した。

 中国とパキスタンの関係は歴史的に密接で、「海よりも深く、山よりも高く、蜜よりも甘い」とも形容される。ともにインドという対抗相手を抱え、戦略的に利害が一致するためだ。中国は2013年に立ち上げた中国・パキスタン経済回廊構想(CPEC)を一帯一路の中核と位置づけ、パキスタン・イスラム教徒連盟シャリフ派(PML-N)政権も投資受け入れを推進した。

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