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【激動・朝鮮半島】北朝鮮、ミサイル試験場の閉鎖を開始か 米サイト分析

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【激動・朝鮮半島】
北朝鮮、ミサイル試験場の閉鎖を開始か 米サイト分析

 22日に撮影された北朝鮮・東倉里の「西海衛星発射場」の衛星写真。(1)部分的に解体された弾道ミサイル組み立て用建物(2)クレーンと解体された構造物(3)手つかずの燃料貯蔵施設(エアバス・ディフェンス・アンド・スペース/38ノース提供・共同)  22日に撮影された北朝鮮・東倉里の「西海衛星発射場」の衛星写真。(1)部分的に解体された弾道ミサイル組み立て用建物(2)クレーンと解体された構造物(3)手つかずの燃料貯蔵施設(エアバス・ディフェンス・アンド・スペース/38ノース提供・共同)

 【ワシントン=黒瀬悦成】米国の北朝鮮分析サイト「38ノース」は23日、北朝鮮北西部東倉里(トンチャンリ)のミサイル基地「西海(ソヘ)衛星発射場」で主要施設の解体が始まったことを示す動きがあるとする、商業衛星写真に基づく分析結果を明らかにした。

 6月の米朝首脳会談で北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長はトランプ米大統領に「ミサイルエンジン試験場の閉鎖」を約束。両首脳は具体的な対象を明かさなかったが、西海衛星発射場を指すとみられていた。

 同サイトが今月20日撮影の衛星写真を分析したところ、打ち上げロケットを組み立てる建物や、弾道ミサイル用の液体燃料式エンジンの燃焼試験を行う台の解体に向けた作業が行われていることが判明した。

 米当局者などによると、同発射場は約10年前に設立され、北朝鮮国内のミサイル関連施設の中でも最大規模。全米を射程に収める「火星15(KN22)」などの大陸間弾道ミサイル(ICBM)に搭載するエンジンの試験や、ミサイルの発射実験が行われてきた。

 同サイトは、試験場が「ICBM開発に重要な役割を果たしてきた」とし、解体は「北朝鮮による(米朝の)信頼醸成に向けた重要な措置だ」と指摘した。

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