PR

ニュース 国際

【シリア情勢】シリア政権軍、南部ほぼ制圧 反体制派が撤退開始

Messenger

 【カイロ=佐藤貴生】内戦下のシリア南西部でアサド政権側と戦っていた反体制派武装勢力が撤退交渉で合意に達し、20日に移動を始めた。ロイター通信などが伝えた。これにより政権側は、南部一帯の領域をほぼ回復した。

 撤退で合意したのは、イスラエルとの境界沿いにある南西部クネイトラ周辺の武装勢力。英BBC放送は、戦闘員らが乗っているとみられるバスの車列が移動する様子を放映した。政権側の支配を拒否した戦闘員らは、シリア国内に残存する数少ない反体制派拠点である北西部イドリブ県に向かうもようだ。同県には国内各地から撤退した武装勢力が多数集結している。

 クネイトラはイスラエルが1967年の第3次中東戦争で占領した軍事的要衝のゴラン高原に隣接。イスラエル軍は事態の推移を注視している。

 アサド政権側は6月、南西部の反体制派に対する攻撃を強化。今月中旬には、内戦当初から反体制派の拠点だったダルアーの市街をほぼ奪還し、クネイトラへの攻勢を強めていた。南部を制圧したことで、政権側の統治が及ばない地域はイドリブのほかジャラブルスなど北部一帯だけになった。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ