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【英EU離脱】EU、英の白書歓迎も…「疑問点残る」 アイルランド国境問題も前進せず

離脱協定案のコピーを手に記者団に話すEUのバルニエ首席交渉官。左は英国のラーブEU離脱担当相=19日、ブリュッセルのEU本部(共同)
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 【ベルリン=宮下日出男】英国の欧州連合(EU)離脱交渉で、英国以外の27加盟国は20日、ブリュッセルで開いた総務理事会で、英国が離脱方針の詳細をまとめた「白書」について協議し、白書を歓迎する一方、さらに検討を進めることとした。

 白書は英国が12日に公表したもので、離脱後の円滑な自由貿易の継続などを目指すとした内容。EU側交渉責任者のバルニエ首席交渉官は理事会後の記者会見で、これらの点について評価する一方、関税の徴収方法の実効性などを挙げ、「いくつかの疑問点が残る」と述べた。

 英領・北アイルランドとEU加盟国であるアイルランドとの国境の取り扱いをめぐる争点についても、前進はみられなかった。理事会では英国がEUと何の合意もないまま離脱する事態への準備も議題となった。

 英国は来年3月29日に離脱する。EUは今年10月を事実上の期限とし、その条件を定める「離脱協定」などの合意を目指すが、時間は少なくなっている。

 19日には新たに就任した英国のラーブ離脱担当相がバルニエ氏とブリュッセルで初会談し、白書について説明。ラーブ氏は「交渉に新たなエネルギーと活力をもたらす」と述べた。

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