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「史上最悪の水危機」 インドで6億人が水不足に直面、毎年20万人が汚染で死亡

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「史上最悪の水危機」 インドで6億人が水不足に直面、毎年20万人が汚染で死亡

インド北部ウッタルプラデシュ州ハープル近郊を流れるガンジス川。自宅にトイレが設置されても河川敷で用を足す人は絶えず汚染は拡大する(森浩撮影) インド北部ウッタルプラデシュ州ハープル近郊を流れるガンジス川。自宅にトイレが設置されても河川敷で用を足す人は絶えず汚染は拡大する(森浩撮影)

 汚染の被害が顕著なのが、ヒンズー教が聖なる川としてあがめるガンジス川だ。印英字紙ヒンドゥスタン・タイムズによると、基準値に対し5~13倍の大腸菌が検出されたという。生活排水や工場排水、火葬された遺体や遺灰がそのまま流されていることが主な原因だ。すでに沐浴(もくよく)には適していないとの報告もある。

 インドでは5億5千万人以上が屋外で排泄(はいせつ)しており、トイレの整備が進まない実態が、水質汚染を進めていると指摘される。

 報告書は、州ごとに水質データ収集の基準が違うなど、効果的に情報共有ができていない実態を指摘。インド行政委員会幹部は「大気汚染について今は大きな危機意識があるが、水危機はそれほど注目されていない」と指摘しており、対策推進の重要性を呼びかけている。

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