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【中東ウオッチ】困難暗示したトルコ大統領選 反米?協調?エルドアン氏再選で米国と波乱含み

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【中東ウオッチ】
困難暗示したトルコ大統領選 反米?協調?エルドアン氏再選で米国と波乱含み

エルドアン大統領をあしらった選挙用バス=アンカラ市街 (佐藤貴生撮影) エルドアン大統領をあしらった選挙用バス=アンカラ市街 (佐藤貴生撮影)

 エルドアン氏の続投決定を受け、プーチン露大統領やイランのロウハニ大統領が祝福のメッセージを送った。さらに、パレスチナ自治政府のアッバス議長も祝意を表した。エルドアン氏はしばしばパレスチナ問題などでイスラエルを批判している。サウジアラビアなどが断交して1年が過ぎたカタールのタミム首長も祝福した。

 この顔ぶれがエルドアン外交の独自性を示している。米国との協調か、それとも反米諸国に与するのか。今後5年間続くエルドアン政権の動向は国際社会に大きな影響を与えそうだ。

トルコ議会選の主要政党の得票率

《与党》

公正発展党42・6%

民族主義者行動党11・1%

《野党》

共和人民党22・6%

国民民主主義党11・7%

優良党10%

レジェプ・タイップ・エルドアン氏 トルコ大統領。64歳。イスラム教の説教師を養成する学校をへて、マルマラ大経済商学部卒。1994年イスタンブール市長に当選。98年に政教分離に反する演説をしたとして実刑判決を受け、市長を失職。2001年、公正発展党(AKP)を結成、初代党首。03年に国会議員に当選し首相に就任。14年の選挙で当選し大統領に就任。18年6月再選。

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